旬菜レポート
2004/11/15
 さあ、収穫だぞ!

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さあ、収穫だぞ!

9月に種を蒔いたそばが、もう収穫です。なんと月日の経つのが早いのでしょう。今回も3人で挑戦します。北本監督さん、お手柔らかにお願いします。

さて、北本さんちについたら「麹の甘酒を作ってあるので、まず飲んでからにしましょう」ということで北本さんち特製「麹の甘酒」をいつもの縁側でおいしくいただきました。この縁側がなんとも落ち着いていいのです。今日は軒に柿が吊るしてあります。なんとも風情があります。さあ一服したところで、100m3本の畝が待ってるぞ。いよいよ収穫にいくぞ!

畑には収穫した蕎麦を乾燥するための稲木が組んでありました。稲を干したように、蕎麦も束ねて稲木にかけて干します。気をつけることは、蕎麦の実が作業中にすぐ落ちるので、なるべく鎌で切り取ったあとは動かさず、移動も少なくします。とはいえ、素人3人組です。なかなか要領よくはいきません。一輪車のうえに束にしてのせ、それを北本さんが束ね、稲木にかけていきます。

蕎麦は細くてひょろっとしているので、風で倒れています。倒れただけでなく、途中で曲がっているのもあります。そんなお行儀の悪い蕎麦たちは刈り取って束ねるときに厄介です。

途中、北本さんが用事ででかけたあと、素人3人組みは50mの畝1本と100mの畝1本の蕎麦をもくもくと収穫します。

途中でさつまいものツルが邪魔をしています。「これはちょっとじゃまだね。どけるためにもさつまいもを掘り出さないといけないねぇ」ということで、なぜか急遽芋掘りに。すると、あるわあるわ、りっぱによ〜く太ったさつまいもが。「これをどけないと、蕎麦が刈れないし。もうちょっとどけようか」などといいながら、十分な数のさつまいもを掘り出した旬菜メンバーです。

これで、一気に元気を取り戻したのか、残りの蕎麦を刈り取り次々と束ね、稲木にかけていくメンバー。やっぱりおみやげがないとね。日も落ちかけた頃帰ってきた北本さんも「出かけるときに、さつまいもをおみやげに掘っていってと言っていけばよかったと思ってた」とすばらしいフォローのひと言。さすが北本さんです。

帰り道に、にんにくの植わっている畑によると柿の木に柿がいっぱい実っていました。こちらもたくさんいただいて、にんにくが元気に育っている様子も見せていただいて今日の作業は終了。お疲れ様でした。北本さん、本当にありがとうございました。

 



<<文章:桃田 直子>>

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